2021年8月16日
「法律事務所の就活事情 ~大手事務所から街弁事務所まで~」
寒梅会では、2021年8月16日、「法律事務所の就活事情 ~大手事務所から街弁事務所まで~」と題打って法律事務所の就活に関する座談会を開催しました。
ビールなどの飲み物を片手にざっくばらんに語るという趣旨でZoomにより開催し、修了生も在学生も気軽に参加いただける形をとりました。
参加した各弁護士の自己紹介の後、まずは菱田昌義弁護士から簡単な就活のスケジュールや法律事務所の種別などをご紹介いただきました。
そして、前田貴史弁護士、園田真一朗弁護士から採用側の考えていることをお話していただきました。事務所に入った後に、採用した側もされた側もお互い「思っていたのとは違う」とならないように、「素で挑め」というお話が印象的でした。採用側としても、できる限りミスマッチをなくして、新規採用がお互いにとって良かったと思えるような採用を実現したいと考えているということですね。
次に、横山咲子弁護士、園田真一朗弁護士から、自らの就活体験を語ってもらいました。横山弁護士は、在籍数500人を超える日本のトップファームの一つに所属しておられ、採用過程、求められる成績・能力、いつからどんなことを考えてどんな準備していたかなどの就活事情だけでなく、現在の働き方や業務内容についても語っていただきました。園田弁護士からは、最初に所属した事務所にどのような目的をもって入ることを決断したか、現在所属している全国展開型大規模事務所の採用に関する考え方などを語っていただきました。
これから司法試験に挑む在学生・修了生にとっては勉強のモチベーションアップや就活への不安の解消につながり、司法試験に合格して就活に臨む修了生にとっては就活の実情を知る良い機会になったのではないかと思います。
寒梅会としては、今後もこのような法律事務所の就活に関する催しを定期的に開催できればと考えていますので、今回参加されなかった方も今後の開催に注目してください。